終活っていったい何?準備すべきことを徹底解説

終活っていったい何?準備すべきことを徹底解説

近年、「終活」という言葉をよく聞くようになりました。しかし、いつから何を始めたらいいのかわからずに悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

 

そこでこの記事では、終活とはどのようなもので、何をしておけばいいのかをご紹介します!

 

終活ってどんなもの?

終活とはどんな意味があり、いつから始めればよいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。


終活とは?

「人生の終わりに向けて行う活動」の略で、万が一に備えて自分の死と向き合い、自分の最期や亡くなったあとの準備をすることです。


終活という言葉にネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。しかし家族に迷惑をかけずに人生を終えるためだけでなく、残りの人生を健やかに自分らしく過ごして充実させるためにも役立つのです。


身の回りのことや介護、相続、お墓、お葬式などを事前に準備することで、老後生活における不安の解消につながり、家族や親族が行う手続きの手間も軽減します。


終活はいつから始めればいい?

一般的には60代〜70代などのシニア世代が行うものですが、何歳から行うべきという明確な決まりや年齢制限はありません。定年退職などの転期をきっかけにして始める方もいらっしゃいます。


自分がいつまで健康に過ごせるかはわからないため、早い段階で取りかかるに越したことはありません。ご年配の方に限らず、認知機能に心配がなくて体力や気力もある40代や50代のうちから準備しておく方も増えています。


相続や遺言書に関することは、家族や専門家への相談が必要となる場合もあります。予想以上にやることが多く、時間がかかる可能性もあるので、準備を万全にするためにも余裕を持って早めに取り組みましょう。


終活でやっておくこと7選

 

終活でやっておいたほうがいいことを7つピックアップしてみました。後悔しないためにも、できることからぜひチャレンジしてみてくださいね!


エンディングノートを作る

「エンディングノート」とは、いざというときに備えて自分の希望や思い、大事な情報などを記しておくノートです。


自分の銀行口座や預貯金、重要な書類の保管場所、葬儀のときに連絡してほしい親族や友人の連絡先、これまで生きてきた歴史、家族へのメッセージなどを記載します。


決まった形式はありませんが、白紙のノートに書くよりも、自治体で配布しているものや、市販されているエンディングノートに書き込む方がスムーズに進めやすいです。


資産を見直す

老後資金の計画を立てたり、資産を把握したりすることも重要です。老後の資金がどれだけ必要なのか把握していない場合は、現在の生活費や貯金額、もらえる年金額などの確認をおすすめします。


老後の生活費は、年金で補えなければ貯金を切り崩すことになります。貯金を切り崩すと約何年分になるのか、それ以外にも介護や葬儀などの費用を用意できそうかを計算してみましょう。


もし老後の資金が足りなさそうであれば保険を見直す、不要なものは売るか解約することも検討してみてください。


持ちものを整理する

元気なうちから身の回りを整理して、不用品を片付けましょう。室内をすっきりした状態にしておくと、家族がいつか遺品整理をする際の手間を減らせます。


しばらく使っていない家具や家電、衣類、壊れているものなどは、できる範囲で処分してみてください。手元に残すか悩んだものは、1年間使わなければ捨てるというように、期間を決めておくと整理しやすくなります。


不用品を片付けるにはリサイクルショップやフリマサイトで売る、友人に譲る、回収業者に依頼するといった方法があります。残しておくもののなかでも特に大切なものは金庫に入れておくなど、保管する方法や場所も決めておきましょう。


介護や入院の準備をする

介護や入院生活は長期にわたることも多いです。生涯を終えるまで生活する住居は自宅と介護施設のどちらがいいかなど、要望を書き記しておいてください。元気なうちに、入居したい介護施設があるか調べて、気になった施設があれば見学に行くのもおすすめです。


どの病院に通っていて、どんな薬を飲んでいるのか、これから何かあった場合にどの病院に通いたいかなどの情報もまとめておきましょう。延命治療についての希望もエンディングノートに書いておくと安心です。


葬儀やお墓の準備をする

お葬式やお墓の準備も大切です。お墓は生前に購入すると相続税の非課税財産となりますが、お墓の購入費用として現金を残しておくと、相続税の課税対象財産になってしまいます。お墓が必要であれば生前に購入しておいた方が、家族の負担を減らせます。


とはいえ家族葬や海洋散骨など葬儀の種類は増えており、お墓はいらないと考えている方も増えています。


お葬式に呼びたい人や葬儀の方法、依頼したい葬儀社などの希望があればエンディングノートに記載するか、家族に伝えておきましょう。


遺言書を作る

遺言書がないと、家族のトラブルのもとになりかねません。法律に則って資産を分配したいと考えているのであれば、遺言書を作成してください。


遺言書は書き方が曖昧だったり、書き間違いがあったりすると無効となる可能性があるので、専門家に相談して作成するのが確実です。エンディングノートにも資産に関する要望は書けますが、法的な効力はないので注意しましょう。


デジタルデータを整理する

パソコンやスマートフォンを利用している場合は、デジタルデータも整理してみてください。不要なデータや人に見られたくないデータは削除して、残しておきたいデータは家族でもわかるように保存しておくのがおすすめです。


IDやパスワードは利用者本人しか把握していないケースが多いので、利用しているサービス名、ID、パスワードを一覧にして残しておきましょう。これらをまとめた紙は、普段は目の届かない場所に保管しておいてください。


大事な思い出を残すならビデオアルバム『MEKURUU』


終活は自分の身の回りの整理、というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、家族の歴史や自分の想いなどを子どもや孫に受け継ぐ、というのも忘れてはいけない要素のひとつです。


ご本人が亡くなった後、「○○のことについて故人はどう思っていたんだろう」「○○についてもっと話しを聞いておきたかった」と思う遺族の方は少なくありません。そのため、終活の一環として自分の残しておきたいメッセージや家族からの問いかけなどについて、手紙や動画にまとめる機会を作るのもおすすめです。


動画にまとめる際に最適なツールとして挙げられるのが、映像が自動再生されるシンプルな設計のビデオアルバム『MEKURUU』。スマホに保存してある大切な写真や動画をまとめるのに使えるのはもちろんのこと、家族へのメッセージを記録しておくこともできます。

 

動画を1つ保存できて1時間連続再生できる『MEKURUU』と、動画が5本保存できてモニターの視野角が広い『MEKURUU Plus』の2種類あり、いずれもWebから注文して、映像データを送付するだけなので簡単に作れます。


ご希望の方には、簡易的な編集作業も行っていますので、詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

 

■MEKURUU

https://mekuruu.com

 

 

まとめ

今回は終活とはどのようなもので、いつから始めるべきか、何をすればいいのかについて解説しました。


いざというときに家族が困らないように、少しずつできるところから終活に取り組んでみましょう。思い出やメッセージを形にして残したい方は、ビデオアルバム『MEKURUU』も活用してみてくださいね。

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