祖父母にはいつまでも元気でいてほしいものです。しかし、年を重ねると病気やけがは避けては通れません。場合によっては、持病の悪化や転倒、骨折などで入院することもあるでしょう。その際には、入院期間が長引いたり、外出が難しかったりすることもあります。
なかには祖父母が入院したらすぐに顔を見に会いに行きたいと思う方もいるかもしれませんが、感染症の流行期には面会禁止となるケースも少なくありません。また遠方に住んでいてすぐには駆けつけられない場合もあることでしょう。
そんな時には、心配する気持ちや日ごろの感謝を伝えるためにプレゼントを贈るのはどうでしょうか?この記事では、祖父母が入院する際に、笑顔と元気を届けられるようなプレゼントをご紹介していきます。入院中の贈り物のマナーやふさわしくないものも合わせて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
入院中の祖父母へプレゼントを贈るときのポイント
入院中は病院にプレゼントを届けることになるため、注意しておかなければいけない点があります。たとえば「プレゼントを渡すこと自体の禁止」「郵送は受け付けていない」などです。病院によってルールも異なるので、必ず事前に問い合わせましょう。病院スタッフは忙しいので、スムーズに質問できるよう事前にリストをつくっておくと安心です。
病院へ確認を入れる際には、まず祖父母の病状を聞き、プレゼントを受け取れる状況かチェックしておきましょう。郵送の場合は病院にもその旨を伝え、送り先や受取可能な時間帯などを聞いてから準備をします。
もし入院中にプレゼントを渡すことが難しい場合は、退院祝いなどにかえてその気持ちを伝えるのもおすすめです。
入院中の方へ避けたほうがよいプレゼント
入院中の方に贈るプレゼントは、割れ物や壊れやすいもの、貴重品は避けたほうがベター。病室にはたくさんの人が出入りするため、破損や紛失してしまう可能性があります。また、病室は限られたスペースしかないため、かさの大きいものも避けましょう。なるべくコンパクトなものが望ましいです。
ここからは、特に注意が必要なプレゼントを3つ解説します。
生花
お花を贈りたいという方は多いかもしれませんが、生花は基本的にNGです。生花の表面に緑膿菌などの細菌が付着しているという報告があります。免疫力の落ちた方には細菌感染のリスクがあるので避けましょう。
そのほか、避けたほうがよいと言われる花がいくつかあります。たとえば、鉢植えの花は「寝付く(根付く)」という言葉をイメージさせるため選ばないほうがいいでしょう。加えてシクラメンは「死」を、菊は「葬儀」を連想させるため入院中にはふさわしくないと言われています。
また花の香りにはリラックスや疼痛緩和の効果があるとも言われますが、大部屋に入院中の場合は他の患者様への配慮として香りの強い花は避けましょう。
現金
現金も基本的にはNGです。その理由は、病室には多くの人が出入りするため厳密に管理するのが難しいから。マナーとしても、目上の方に現金を贈ることはありません。
どうしても贈りたい場合は、病院のテレビを見るために使用するテレビカードやギフトカードでお渡しするのがよいでしょう。
食べ物
入院中は病院食しか食べられないため、好きなお菓子や飲み物を贈ると喜ばれることが多いです。ただし、食べ物を贈ることは可能か、何の食べ物なら大丈夫かは自己判断せず必ず事前に確認しましょう。病状によっては食事制限がある、摂取してはいけない食品がある場合もあります。
食べ物を贈ることが可能な場合でも、日持ちする食べやすいものを選びましょう。生ものや傷みやすいものは管理が難しいのでNGです。
以前大好きだったものも調子のよくないときには食べられない、ということもあるので事前にリクエストを聞くとよいかもしれません。
入院中に喜ばれるプレゼント5選
ここからは入院中の祖父母におすすめのプレゼントを5つ紹介します。
フラワーアレンジメント・プリザーブドフラワー
前述したように生花は避けたほうがよいですが、フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーはおすすめです。手入れがいらず置くだけで病室の雰囲気が明るくなります。
入院中の不安な気持ちを晴らしてくれる存在になるでしょう。置くスペースは限られていると思うのでなるべく小ぶりのものを選ぶのがベターです。
本・写真集
入院中とはいえ治療や検査、リハビリの時間以外は手持ち無沙汰になることもあります。少し時間をつぶせるものがあればリフレッシュもでき喜ばれるでしょう。
なかでも本や写真集はぴったりのプレゼント。文字がびっしりだと読み疲れてしまうので、さし絵の多いものがいいかもしれません。写真やイラストを目で見て楽しめるものもおすすめです。
ブランケット
病院内は空調をコントロールできず衣類の枚数も限られているため、快適に過ごすためには温度調整できるものが必要です。
クーラーがよく当たる場所では肩からかけたり、肌寒いときにひざかけにできたりするようなブランケットもおすすめ。晩になると冷え込む時期にも重宝します。退院後も使うことができるのもおすすめポイントです。
アイピローなどリラックスグッズ
入院中の多くの時間はベッド上で過ごす方も多いでしょう。そのため、いつもと違う環境で充分に眠れないという悩みを口にされる方も少なくありません。
そんなときには、快適に過ごせるようにリラックスグッズを贈ると気持ちも身体も癒されます。アイピローやアイマスクは就寝時に周囲の光を遮断し、寝付きに良い影響を与えられるでしょう。また小さなクッションやネックピローであれば、病院の枕を自分にフィットするようにアレンジすることも可能です。
写真やアルバム
さまざまな贈り物がありますが、家族の存在を感じられるものが一番嬉しいプレゼントになることは間違いありません。家族の姿を間近に見られることはとても力になります。
小さなお孫さんや大好きなペットの姿、家族旅行の思い出。見るだけで力をもらえる写真を集めたアルバムはきっと入院中の心の支えになるでしょう。
より心に残るプレゼントに『MEKURUU』のビデオアルバムを
入院中の祖父母を笑顔にできるような心に残るプレゼントを贈りたい。そんな気持ちに『MEKURUU』のビデオアルバムは応えてくれます。開くだけで動画を再生することができ、すぐに動画の中で“家族に会う”ことができます。
『MEKURUU』は、開くと映像が自動再生されるビデオアルバムです。1本の動画を入れられる『MEKURUU』と5本の動画を入れられる『MEKURUU plus』があります。Webで注文し映像データを送るだけで難しい作業はいりません。動画の簡単な編集も可能です。
お孫さんのよちよち歩きや動き回る姿やくるくると変わる表情、家族の楽しそうな様子、ペットの愛くるしい姿……。動画を見ることでそばにいると感じることができそうです。治療やリハビリをがんばる糧にもなりますね。応援してくれる家族の存在を思い出すことで、一層家族のきずなが深まりそうです。
アルバムのカラーは、ブルー、ホワイト、クリーム、ピンク、グリーンから選ぶことができます。お好みの色を選んで特別な贈り物にしましょう。
■MEKURUU
まとめ
この記事では、入院中の祖父母を笑顔にできるプレゼントについてご紹介しました。
入院中のプレゼントはマナーや注意事項はありますが、家族に会えないという状況の中でもらったギフトは必ずや心の支えになります。
入院中の祖父母がいらっしゃる方は、ぜひこの機会に心に残るプレゼントを選んでみてはいかがでしょうか。ビデオアルバム『MEKURUU』なら開くだけで家族に会うことができるため、祖父母もきっと元気を取り戻してくれることでしょう。