両親や祖父母へ「親孝行したいけれど、何をしてあげたらいいだろう」と思うことはありませんか。
実は、親孝行のひとつの方法に「自分史づくりのサポート」があります。最近ではさまざまな方法で自分史をのこす方が増えています。しかし、高齢になると自分史を一人ですべてを作り上げるのは時間的にも身体的にも大変です。そんな時は、お子さんやお孫さんの出番。話しを聞き出してあげたり、代わりにパソコンで執筆してあげたりすれば、単に自分史を完成させられるだけでなく、家族の絆も深まります。
そこでこの記事では「自分史づくり」について以下のポイントをご紹介します。
・自分史ってなに?
・自分史の作成方法
・自分史づくりのサポートが親孝行にぴったりな理由
この記事を読めば、この世でたったひとつ「心にのこる親孝行」ができます。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
自分史ってなに?
自分史とは「これまでの自分の歴史をまとめたもの」です。作り方に決まったルールはありません。年表や人生のターニングポイント、または「恋愛」「仕事」といったテーマごとに軌跡をまとめるなど書き方は人それぞれです。
自分史のメリット
自分史を作ると以下のようなメリットがあります。
・過去を見つめなおし、自分と向き合える
・自分が生きた証を、家族や子孫に伝えられる
・新たな気づきを得て、今後の生き方に活かせる
自分史と聞くと「作るのが難しそう」「完成するのに時間がかかる」と思う方もいるかもしれませんが、日記やメモを書くように気軽な気持ちで始めると取り組みやすいです。本人のためだけでなく、家族や友人、後世に生きた証をのこす意味でも自分史を作ることには意義があります。
自分史の作成方法
では、自分史にはどのような作成方法があるのでしょうか。
ここでは3つの作成方法をご紹介していきます。
・自分で書く
・制作サービスを利用する
・子どもや孫が書く
自分で書く
まず1つめは、祖父母や両親が「ご自身で書く」方法です。自分史は、自分で書くのがもっともベーシックな方法。ペンとノートさえあれば、自分の好きなタイミングで、書き残しておきたいことを自由に書けるため、文字を書くのが苦にならない方にはオススメでしょう。
ノートに執筆するのが大変だと感じる方には、自分史制作のソフトやアプリを活用するのも一つの手です。この方法であれば、パソコンやスマホで簡単に書くことができます。イラストや写真、短歌なども自由に挿入できるため、好きなものをまとめたり、誰かに宛てたメッセージなどを書いてみたりするのも良いでしょう。
制作サービスを利用する
「自分で書くのは大変だ」と思う方には、自分史を制作してくれるサービスを利用する方法もあります。プロのインタビュアーが話を引き出し、自分史をまとめてくれるため、話すのが苦手な方でも心配いりません。
まとめ方もさまざまで、書籍や雑誌、写真集、デザイン重視などコンセプトを売りにした制作サービスもあります。ピッタリくるサービスを見つけることができれば、記念にのこる「こだわりの自分史」が作れることでしょう。
子どもや孫が書く
自分史には興味があるけれど「お金を払って自分史の制作サービスを利用するほどでもない」「他人に自分のことを話すのには抵抗がある」という方もいらっしゃいます。そんなときには、お子さんやお孫さんの出番。親や祖父母の歴史や思いをヒアリングし、音声や動画、文字にのこしておけば、生前の様子をしっかりと後世にのこすことができるでしょう。
また、親や祖父母の自分史づくりを子や孫がサポートしてあげることで、家族のコミュニケーションの活性化にも繋がります。初めて知る「親や祖父母の生きざま」に、おどろいたり感動したりして家族の会話も盛り上がるでしょう。
両親や祖父母の自分史づくりのサポートが親孝行に繋がる理由
ここからは、お子さんやお孫さんが「両親・祖父母の自分史づくりをサポートすることが、なぜ親孝行におすすめなのか」その理由を5つご紹介します。
両親・祖父母とじっくりと話す時間がもてる
大人になってから両親、祖父母とのコミュニケーションの時間はなかなか取れないものです。とくに普段離れて暮らしている方はなおさらではないでしょうか。両親や祖父母と話せる時間は永遠ではありません。「あのときもっと話しておけばよかった」「もっと聞いてみたいことがあったのに」と後悔しないためにも、両親、祖父母の自分史づくりのサポートはおすすめです。
自分が知らなかった両親・祖父母の姿が知れる
これまで両親、祖父母がどんな人生をおくってきたのか、なんとなく知っている方は多いと思います。しかし、人生のターニングポイントや忘れられない出会いや別れなど、まだまだ知らない家族の歴史があるかもしれません。世代の離れた祖父母ともなると、今では想像もつかないような経験をたくさんしていることでしょう。
自分史づくりのサポートは、普段多くを語らない両親、祖父母の姿や思いを知るきっかけとなります。家族の新しい一面を知り、自分と重ね合わせて思いをはせるのも面白いです。
自分のルーツを知ることで家族への愛が深まる
自分史づくりをサポートすると、自分がこの世に生まれてくるまでの歴史が客観的にわかります。どんな歴史を経て自分が誕生したのかを詳しく知ると、さらに家族への愛情がわくでしょう。
両親、祖父母の一つひとつの選択が、今日の自分へと繋がっています。ルーツを知ることで、自分の個性や性格が腑に落ち、家族への愛も深まります。
さらに感謝が生まれてもっと親孝行したくなる
自分史づくりをサポートするなかで、これまで近すぎて見えなかった家族の苦労や決断を知ることもあるかもしれません。”自分がいるのは、どんな苦労も家族が乗り越えてきてくれたおかげ” だと思えます。改めて家族への感謝の気持ちが生まれるでしょう。
「自分史づくり」の親孝行が、さらに次の親孝行へとつながるのです。
共同作業を通して、自分の思いも伝えられる
自分史づくりをサポートしていくと、お互いに心をひらいて話す場面も多くあるでしょう。自分史のサポートをとおして、普段は照れくさくて伝えにくい両親、祖父母への素直な気持ちを伝えてみてはどうでしょうか。
以上のように、自分史づくりのサポートは両親・祖父母だけでなく、サポートする側にも大きな意義があります。自分史づくりは、まさに「家族の絆を固く結ぶコミュニケーションツール」なのです。
両親・祖父母の自分史づくりには『MEKURUU』
自分史の書き方に決まったルールはありません。文章で書く以外に、動画や画像でのこす方法もおすすめです。動画や画像では、文字だけでは分かり得なかった、その方の姿や声を見たり聞いたりできます。特に動画で自分史を作れば、後に振り返ったときも「よりリアルな存在」としてその方を身近に感じられるでしょう。
動画の自分史サービスはいくつか存在しますが、そのなかでも特にオススメしたいのは、ビデオアルバムの『MEKURUU』です。このビデオアルバムの特徴は、なんといっても「開くと映像が自動再生されるシンプルな設計」であるところ。Webから注文し、映像データを送付するだけで作成可能で、簡単な編集作業をお願いすることもできます。自分史の主役である両親、祖父母の映像はもちろん、家族や知人のインタビュー映像などを入れてみるのも面白いかもしれませんね。
『MEKURUU』のカラーはブルー、ホワイト、クリーム、ピンク、グリーンの5色展開。その方の生きた証として、親族やお世話になった方へ渡す用にまとめて注文するのもおすすめです。
詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
■MEKURUU
まとめ:自分史づくりで心にのこる親孝行を
「親孝行したいときには親はなし」と、ことわざにもあるように、親孝行できる時間には限りがあります「あの時やればよかった」と後悔しないよう、思い立ったときに行動したいものです。
なかでも、これまでの人生を振り返る「自分史づくりのサポート」は、両親、祖父母への親孝行にぴったり。書き物としてのこすだけでなく、声や表情が見られるビデオアルバムにのこすことも検討してみてはいかがでしょうか。
自分史づくりが、家族みんなに笑顔あふれるかけがえのない時間をくれるでしょう。