赤ちゃんの成長を願う「お食い初め(百日祝い)」。貴重な機会として、我が子の大事な記念日の思い出を写真や動画で残しておきたいと思う方は多いのではないでしょうか。
この記事では、お食い初めのやり方や基礎知識、特別感のある写真や動画を撮る方法を一挙に解説します!
お食い初めとは?
お食い初めとは、赤ちゃんの生後100日から120日目に行われる伝統行事です。地域にもよりますが、「百日(ももか)祝い」「真魚 (まな) 初め」「歯固め」「箸揃え」「箸始め」「箸祝い」とも呼ばれます。
乳歯が生え始める時期なので、歯が生えるほどに成長したことを喜び、「一生食べ物に困らないように」という願いを込めて家族でお祝いします。赤ちゃんはまだ固形物を食べられないため、料理を食べる真似をする儀式です。
平安時代頃には、生後50日の赤ちゃんの口にお餅の入った重湯を含ませる「五十日(いのか)の祝い」という行事があり、これがお食い初めの起源とされています。
お食い初めのやり方は?
お食い初めの際はどのような準備をして、具体的には何をする必要があるのでしょうか?事前に確認しておきましょう。
お食い初めで準備するもの
まずは日程や参加者を決めます。日にちは赤ちゃんの生後100日から120日が目安ですが、ご家族や親族の予定などを考慮して決めてください。参加者は両親とお子さま、祖父母も呼ぶのが習わしですが、近年では両親と赤ちゃんのみでお祝いするケースも増えています。
次に、儀式に必要な料理や道具を揃えます。基本的には、漆の食器、料理の食べ方の真似をする時に使う柳の木から作られた箸を準備します。食器は漆または素焼きのものを使用するケースが多いですが、普段使っている食器で代用しても構いません。
お祝い膳の献立は、焼き魚(鯛)とお赤飯、お吸い物、煮物、香の物(漬物や酢の物)の5つが代表的です。作るのが負担になりそうであれば、通販などで出来合いのものを購入するとよいでしょう。
お食い初めのやり方
赤ちゃんに料理の”食べ真似”をさせる方は「養い親」と呼ばれ、長寿にあやかるという意味で参加者のなかでも最年長の同性が務めます。赤ちゃんが男の子なら最年長の男性、女の子なら最年長の女性です。両親と赤ちゃんのみでお祝いする場合には、赤ちゃんの性別に関係なく、一般的には父親が養い親です。
「養い親」はお祝い膳の前に座り、赤ちゃんを膝の上に座らせます。赤ちゃんの口元に箸を近づけて、食べる真似をさせます。料理を食べさせる順番は、お赤飯→お吸い物→お赤飯→焼き魚→お赤飯→お吸い物で、これを3回繰り返してください。
歯固めの儀式のやり方
歯固めの儀式は「石のように丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて行うものです。祝い箸を「歯固め石」の表面に触れさせてから、箸を赤ちゃんの歯茎に優しくちょんちょんとあてます。
歯固め石はお宮参りのご祈祷の際に、祝い箸とともに神社で受け取れます。いただけなかった場合には、他の石を使っても構いません。縁起物であるタコ、梅干し、栗、くるみ、お餅などでも代用できます。
お食い初め、写真・動画の撮り方は?
自宅でお食い初めの写真や動画を残す場合、どのような工夫をすればいいのでしょうか?おすすめの方法をご紹介しますので、できる範囲でチャレンジしてみてくださいね。
赤ちゃんの衣装を用意する
百日祝いは「お色直し式」とも呼ばれ、赤ちゃんが初めて晴れ着を身に着ける儀式でもあります。そのため赤ちゃんのおしゃれな衣装も用意しておくと、お祝いらしさが増します。
和装であれば、縁起物があしらわれた小袖を着せるのが一般的です。ただし着物は窮屈で、赤ちゃんの機嫌が悪くなる可能性もありますので、正装にこだわらなくても構いません。
ベビードレスや袴ロンパース(袴カバーオール)などを着せたり、赤ちゃんと両親でお揃いのコーディネートを楽しんだりしてみるのもよいでしょう。
<h3>部屋を飾り付ける</h3>
お食い初めは儀式なので堅苦しい印象があるかもしれませんが、記念として写真や動画を残すのであれば、部屋を可愛くデコレーションするのもおすすめです。
バルーンやステッカーを壁に貼り付ける、ガーランドを吊るすなど、少し工夫するだけでもお部屋の雰囲気が華やかになります。赤ちゃんが着る衣装に合わせて飾り付けのイメージや色を決めると、統一感のある写真や動画が撮れますよ。
料理と一緒に撮影
お食い初めのメインとなる、赤ちゃんにお祝い膳を食べさせる真似をするところを写真や動画におさめるのは必須です。お子さまだけの写真も、ご両親や祖父母と一緒にいるところも、どちらとも撮影しておくと記念になるでしょう。
料理自体の写真や、歯固めの儀式をしているところなど、お食い初めらしいシーンは積極的に写真や動画に残してみてください。
寝相アート
生後100日前後だと、まだ首が据わっていないかもしれませんし、お座りなども難しい時期です。できるポーズが限られてきますので、寝転がった状態でできる「寝相アート」を撮影してみてはいかがでしょうか。
寝相アートとは、赤ちゃんが寝ているタイミングで、小道具などを使って可愛らしい写真を撮影することです。赤ちゃんをシーツでくるむ、お花をレイアウトする、おむつで「100」という数字を作るなど、簡単に挑戦できるものもあります。
お食い初めの思い出をビデオアルバム『MEKURUU』で残そう
もし、お食い初めの「特別な思い出」を残したい方には、ビデオアルバムを活用するのも一つの手です。ビデオインアルバム『MEKURUU』は、開くと映像が自動再生される、シンプルな設計。お食い初めの大切な思い出を気軽に振り返られるため、ご自宅用だけでなく、祖父母や親族などに作成するのもオススメです。
動画を1つ保存できて1時間連続再生できる『MEKURUU』と、動画が5本保存できてモニターの視野角が広い『MEKURUU Plus』の2種類あります。
どちらともWebから注文して、写真や動画などの素材となるデータを送付するだけで簡単に発注できます。詳しくは以下のページをご覧ください。
■MEKURUU
まとめ
今回はお食い初めの基礎知識や、やり方、素敵な写真や動画を撮る方法を見ていきました。赤ちゃんにとって一生に一度しかない貴重なお祝いですので、できるだけ写真や動画に残しておきましょう。
「お食い初めをした大事な記録をスマートフォンやカメラに保存しておくだけではもったいない」と思った方は、ビデオアルバム『MEKURUU』の作成もぜひ検討してみてください!